静的オブジェは楽しい、が・・・
写真さえ決まれば、あとはそれらのオブジェクトがどう動けばいいか、どう開けばいいか、本を参考にしつつ進めていけばいい。この脳内作業が、複雑ではあるが実に楽しい。久しぶりに「たはははーんのしひひひひー!(「楽しい!」)」と声に出して言うほど、時間を忘れてのめりこむ。
こう動かすにはこのサンプルの応用なのだな、というのはなんとなくわかるのだが、そこから紙という平面の重なりに、動きを正確に写し取る過程でつまづきっぱなしになる。完成したあとで動きがいまいちよくなかったとしても、紙なのでえいやっと無理に力を入れることはできない。
紙だからこそ要求される正確さ。一点の微妙なずれが仕上がりに影響するという、ある意味しんどさを持つホビーだ。でも楽しいことには変わりない。