フライングキャラクターという玩具がある。よく玩具屋の店頭の頭上で、紐に繋がれて飛び回ってるおもちゃのことだ。
しかし玩具という性質上、飛び回っているのは全て子供向けのキャラクターである。対象年齢6歳以上と書いてるのだから、大人も楽しめるようにキャラクター物という固定概念に囚らわれず、寿司とかレモンとかが飛びまわってもといいのではないかと思う。
飛び回らせたいので作ってみました。
(text by 小柳健次郎)
フライングキャラクター制作の参考
フライングキャラクター界ではプロペラが上下に付いててどっち周りにも旋回できるのとか、羽で飛び回るのとかがいるが、今回の制作に当たってはオーソドックスなプロペラ一個付きのアンパンマンフライングキャラクターを参考にする。
諸事情により写真を撮れなかったので、飛んでる状態の簡略図を描いてみた。こんなのです。
簡略図を見ても分かるとおり、傍目にはすごく単純な作りに見える。もしこれと同じ感じに作ればOKならとても簡単じゃないか。
あっというまに完成
うまくいったら 販売元から苦情が来るかも。 とおびえつつ作りました。
電池を繋いだモーターにプロペラ付けてスチロールボードに両面テープでくっつけただけのお手軽仕様。
お手軽だけど質実剛健という感じがしてすごく格好いい。世間を見てもかっこいい人や物はよく飛んでるから、こいつもきっと飛び回ってくれることだろう。
ダメだった。ただプラプラしている。プラプラした後は止まって、おじいさんみたいにピクピク動くだけ。
補足すると、動画ではプロペラがあまり動いてないように見えるが、回転が速すぎて変に映ってるだけです。
残念です(犬....)
やっぱり商品の形を単純に真似ただけでは再現できない。 今さら言うけど当然だと思う。知恵ある人が考えて作った製品なんだから。それを素人(しかもバカ)が簡単に作れるはずがないよ。
とりあえずこの形のは諦めて、違う方法を考えよう。