この時期の女性雑誌には、付録のあるものが多い。 生活環境が変わる春に新しい読者を取り込もうと、雑誌におまけをつけて部数を伸ばそうということのようだ。 コンビニや書店の女性誌コーナーには、紐でとじられた付録つき雑誌がたくさん並んでいる。 その付録というのがなかなか豪華で実用的なものらしい。 らしいというのは、男性である僕はそれがどんなものなのか知らないのだ。 なので、何冊か買い求めてみた。
(工藤 考浩)
うらやましい
僕が買うような雑誌にも付録があるものもあるが、それはフリーソフトの入ったCD-ROMだったり、別冊デジカメ特集だったりと、せいぜいその程度だ。 子供の頃に読んでいた学研や小学館の雑誌以来、心躍るような付録にはめぐりあっていない。 ごくたまにキーホルダータイプのLEDライトや筆記用具などの豪華なおまけのついた雑誌も見かけるが、それは創刊号だったり、何周年かの記念号だったりと、あまり一般的ではない。
ひらいてみる
というわけで、女性誌を買い集めた。 2月下旬から4月上旬に発売される雑誌に付録が多いというので、およそ2ヶ月にわたって集めた。 女性雑誌の表紙は僕にはどれも似て見えて、間違えて同じ雑誌を2冊買いそうになってしまうこともあったが、全部で11冊の付録つき女性誌を買うことができた。 なんとなくもったいない感じがして、撮影の日まで付録を見るのを我慢し、ようやく今日はじめてひらいてみるのだ。
やっぱり付録好きだ
社内の会議室をつかって付録をひらいたのだが、作業を始めるとデイリー女性編集部員たちが集まってきた。 みんな付録を見て喜んでいる。 でも、なぜかいちばん喜んでいたのは男性である安藤さんだ。 もっとも男らしい安藤さんがである。 やはり、付録好きには男も女も関係ないのだ
付録なのにすごいですよ
ポーチあり、トートバッグあり、アクセサリーあり、ワンピース(!)ありと、付録とは思えない豪華な品々が机の上に並んだ。 春らしい色遣いのものが多いせいか、会議室もはなやかな雰囲気だ。 いいな、女性誌。 この豪華な付録を、一つずつみてみよう。