よく考えたら、料理マニュアルには、絶対に入ってない反則な切り方。知ってらっしゃるはずがない。
バーカウンターのチーフ、奥田氏にも、アイデアをお借りする。「最初に串を刺して、ぐるぐるっと切りこんでいけばいいんじゃないかなあ」
「こうかな…? でも、ものすごい切りにくいッスね……理屈的には正しいと思うんですけどね、うーん? 難しいなあ〜(笑)」「ですよねえ〜」
宮越氏はお仕事があったので、いったん作業ストップ。
頂いたヒントをもとに、今度は自分でやってみることに……と思ったのですが、見かねた撮影係・ライター工藤氏が、まずはチャレンジ。
「まずは、さえばしとかを先に刺しちゃえばいいんじゃないですかね?」「で、どうしたらいいんですかね?」「うーん…」
そこに、会場準備で大忙しのフロアマネージャー、須山氏登場。無理矢理つかまえて意見を頂戴する。
「こうやって、イモ本体をころがしながら、一筆書きの要領で、ナイフを螺旋に入れていけば出来るんじゃないですか?」「そうだ! たぶんそうですね!」
この作業、生のイモが固くて、想像以上にめんどくさい! 工藤氏と交代交代しながら作業して、切り込みを入れていきます。 |