大塚「……というワケで、今回は『カッコイイって何だろう』ってことについて考えてみたいんですが」
林「はあ」
「とりあえず、武器持ってると、かっこうはつけやすいですよね。日本刀とか銃とか」
「まあそうですね」
「両手で持ってるより、片手で持ってるほうがかっこいいですかね?」
「あ、ロシア映画だと、銃は横に持つらしいですよ」
「スパイとかがですか?」
「こういう風に撃ったほうが撃ちやすいらしいです。ゴルゴ13もやってましたよ」
「ゴルゴが……ほう。
あと、銃持って、変なポーズするのは、かっこいいというより、コワイになっちゃいますよね。井上三太さんのマンガみたいな」
「ああ、コワイですね。コワイのは違いますね」
「どういうのがいちばんカッコイイ持ち方なのかな…。
「むしろ、銃を撃たないで、銃で警備員を殴るっていうの、あれかっこいいですよ」
「ありますねえ、銃を鈍器にするんですね」
警備員、アクビ中(モデル協力:古賀及子さん)。
後ろから!
たおれた…。
「やっぱ武器はあれですよ、武器よりもより生身に近いほうが強いのが、カッコイイんですよ」
「例えば?」
「銃より、日本刀のほうが強かったり」
銃VS日本刀!
日本刀の勝利!
「で、武器持ってるより素手で強いのが、さらにカッコイイのではないかと」
「なるほど」
日本刀VS素手
かわして頭にヒット
素手、勝利!
「とか何とか考えてたら、これ、映画『キル・ビル』なんですよねえ」
「あー」
「自分の好きな女優に、自分の好きなコスプレさせて、銃より日本刀より素手で勝つ、みたいな」
「楽しそうだなー」
私も「ザ・ブライド」になってみました。(「2006年のカレンダーを作る」企画で、宮城さんの着たやつの使いまわしです)
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